万里の征途、着実に前進|湖北華創、ラオス・ビエンチャン「ナーポーン80MW太陽光発電プロジェクト」用架台が無事出荷
このほど、湖北華創(フーベイ・ホアチュアン)社が受注したラオス・ビエンチャン(万象)ナーポーン80MW太陽光発電プロジェクトの第1陣となる架台製品が、同社鄂東(ガンドン)工場にて生産を完了し、無事に出荷されました。これにより、本プロジェクトの納品作業が重要な節目を迎えたことになります。
プロジェクトの架台を確実かつスムーズに納品するため、湖北華創は専門の技術・サービスチームを編成しました。架台の製造工程では、国際的な品質基準を厳格に遵守し、原材料の選定から製造プロセスの管理、完成品の検査に至るまで、すべての工程をきめ細かく管理。その結果、すべての架台製品が優れた耐腐食性、構造的安定性、および現場での設置容易性を備え、現地の建設環境や施工技術要件に完全に対応できる高品質なものとなりました。これにより、「中国製造(メイド・イン・チャイナ)」の卓越した品質が、高い水準で体現されています。
本プロジェクトで採用された架台は、二本柱式のスクリューパイル構造と単純支持(簡支)の垂木(たるき)設計を特徴としています。この設計により、従来必要だった垂木接続部材を完全に省略でき、部材の種類および数量を大幅に削減。現場での設置工程を大幅に簡素化し、施工効率を飛躍的に向上させています。また、柱間ブレースには、支柱用ブレース継手を直接支柱に接続する方式を採用しており、現場での位置および角度調整が容易であるだけでなく、従来設計で必要だったバンド状の締結具(抱箍)を不要とすることで、構造の簡略化と材料費の削減という二重のメリットを実現しています。
本発電所の竣工後は、年間発電量が約1.16億kWhに達し、標準石炭換算で約3.5万トンの節約、CO₂排出量を約11.6万トン削減する効果が見込まれています。これにより、ビエンチャン地域の電力供給能力が著しく向上するとともに、地域のエネルギー構造の最適化にも貢献し、経済発展に持続可能なグリーンエネルギーを注入することになります。
本プロジェクトは、「一帯一路(Belt and Road)」構想の枠組みのもと、中国とラオスがグリーンエネルギー分野で協力を深化させた重要な成果であり、地域におけるクリーンエネルギーの発展を促進する上で大きな意義を持っています。ナーポーン太陽光発電所が一日も早く系統連系・稼働し、クリーンエネルギーでビエンチャンの空を照らすことを心より願っています。そして、中ラオス運命共同体の構築およびグリーン「一帯一路」の推進に新たな貢献を果たすことを期待しています。
湖北華創は、今回のプロジェクトを新たな契機として、今後も製品およびサービスの品質向上に努め、世界のエネルギー転換に向け、「中国の知恵」と「中国の力」をさらに積極的に提供してまいります。
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